平成十八年
六月号

目次


表紙写真

観世会定期能 18

大阪観世会定期能 19

名古屋観世会定式能 20

観世会素謡会 21

京都観世会例会 22

観世会荒磯能 23

観世グラフ 1〜16


巻頭随筆

能楽復元を体験して ‥‥‥ 坂本清恵 24

アクセント史、日本語音韻の変遷の研究を行っている坂本清恵氏です。以前、横浜能楽堂で企画された公演「秀吉が見た卒都婆小町」の音声復元も担当されました。

特集

檜垣

〈檜垣〉における奇跡の老い ‥‥‥ 西村 26

〈檜垣〉は『観世』史上初めての特集です。今回は、作品背景と、「老い」の視点から、金沢大学教授の西村聡氏にお書きいただきました。

仕舞講座

賀茂 キリ ‥‥‥ 観世清和 34

連載

謡い方 62

海士 その2 ‥‥‥ 藤波重満 36

玉之段・クドキ・子方「さては亡母の手跡かと」・後シテ「あらありがたの〜」

二十五世観世左近十七回忌

春の追善能から ‥‥‥ 松岡心平八嶌正治 43

4月1日、2日に観世能楽堂で催された公演レポートです。

演能の記録とその軌跡 その3 ‥‥‥ 48

先代宗家の十七回忌にあたる本年、4月号から5ヶ月にわたり掲載します。

連載

能楽逍遥 第三話

『半蔀』の風情を読む ‥‥‥ 58

本文より〜

〜『夕顔』が五条を舞台にするのは、何ら怪しむに当たらないが、ではどうして『半蔀』の前場は紫野雲林院なのだろうか。まずそこが問題だ。〜

連載

能のことばを読み解く

賀茂(下ゲ歌〜ロンギ)(2) ‥‥‥ 中司由起子 64

連載

江戸時代能楽繁盛記(十一)

近来大坂能界事情。算盤はじき。銭勘定が先に立ち
‥‥‥ 宮本圭造 66

本文より〜

〜大坂の能界には独自の気風が漂っていた。よく言えば伝統にとらわれぬ自由さ、悪く言えば師家とは異なる我がままな芸をよしとするズボラな風潮が、大坂ならではの能の環境を作り出している。〜

■松江の進藤流について 1 ‥‥‥ 森田流笛方 槻宅 聡 72

■越境する能─トリア大学における能の国際シンポジウム─ ‥‥‥ 小田 幸子 76

◆窓 ‥‥‥ 78

◆師家消息・放送予定 ‥‥‥ 80

◆今月の番組 ‥‥‥ 81
6月の観世流の演能スケジュールがすべて掲載されています。

◆観世グラフの記録 ‥‥‥ 93

◆編集後記 ‥‥‥ 96